今年の20曲2018 (1/4)

引き続き今年の20曲を紹介していきます。量が多いのでこちらの記事は4つのうちの1つめ。
今まではアルバム単位で、今回は曲単位で良かったものを紹介します。
アルバムベスト15の前半はこちら、後半はこちらです。
アルバム16人分の名義と人がかぶらないようにしてあります。そしてリリース順に並べています。
それ以降、2/4はこちら、3/4はこちら、4/4はこちらです。

01. 범키 (BUMKEY) - LALALA(너의 뒤에서) Feat. 수란 (Suran) , 로꼬 (Loco)
Release Date:2018.2.1

www.youtube.comBrand new music所属、TROYというグループのメンバーのBumkey。基本的には今もうグループでの活動はしていないです。
2016年のベストアルバム記事の1枚目に挙げたので良かったらそっちも見て下さいね。細かいことは以前の記事を見てもらって、今この曲を聞いてBumkeyに思うことは、とにかく声が好きということ。客演しているSuranの声も本当に好きなんですよ。そこ2人が組み合わさったらサイコーだった!!!!と思ってたらロコのラップも入ってくるしお得!!最高!という感想です。ロコのラップってどんな速さでもこのゆるゆるな感じを保てるしラップの上手さが崩れないの不思議だしそこがスキルでもあるんだろうなぁと思います。
MV、探したらあったから貼ったけどなんか思っていたのと違う…歌詞は別として、曲のシンセも相まって2人のボーカルで無限に空間が広がるイメージだったので本人たちが歌ってる所かもっと抽象的なビデオ欲しい…と勝手に思いました。ちなみに本人が1人でスタジオで歌ってる動画は公式から出てます。

www.youtube.comBumkeyは本人名義の音源は今年全然出していないのですが、新しくBrand new musicに入った高等ラッパーで名前の売れたYenjamin (キムユノ、NCTのマークの友人と言ってピンと来る方もいるかもしれません)のデビュー曲に客演しています。仁川K-popコンサートという合同コンサートでスタジアムの規模の所で見たのですが少し大きすぎた…。YES24ホールぐらいの規模で見たいなと思いました。前にいる韓国人から誰これ?と聞かれてBrand new musicのYenjamin!キムユノだよ!と答えたのを鮮明に覚えています。

www.youtube.com

 

02. 리코 (Rico) - Fruit Juice
Release Date:2018.2.6

www.youtube.com一応音源も…

Fruit Juice - Single

Fruit Juice - Single

  • Rico
  • R&B/ソウル
  • ¥300

Daze alive所属のシンガーRico。12月にやった自分のクラブイベントでDaze alive御一行をお呼びして、Jerry.KやSleeqは以前韓国で見たことあったのですが、Ricoを見るのは初めてでした。リハーサルで彼が歌っているのを見て、これを見てしまって良いのか!?本物!?何が!?起こってる!?とフロアで頭を抱えてしゃがみこんだし、実際本番でライブが始まってからも歌が上手いとかいう言葉では表しきれない、最高のライブを見ました。しかもライブの1曲目がFruit Juiceだったんですよね。このイントロで彼が出てきて歌い始めて、事前にセットリストを貰っていたので曲順なんかも知ってはいたのですが、そんなの関係ないぐらいお客さんと一緒に盛り上がりました。

2018年はこのFruit juiceのあとに出した、Yeseoを客演に読んだ曲もめっちゃくちゃ良いので聴いて

www.youtube.com声と音楽性が本当に合致しているし、この声と歌唱力でR&Bとかソウルっぽい曲を歌えるの、本当に気持ち良いだろうな、羨ましいなと思います。90年生まれで音楽を始めたのは21歳の時、Fruit juiceやCome aroundは作詞は本人、トラックはBalming TigerのメンバーでトラックメイカーのUnsinkableとRicoで作っています。本当に声と曲が好きなので気になった方は今までのアルバムも全部聴いて欲しい…

White Light Panorama

White Light Panorama

  • Rico
  • R&B/ソウル
  • ¥1500

ちなみにイメージを崩しちゃったらゴメンなんですが、日本語が上手くて、アニメで覚えたそうです。ナルトで誰が好きとかカウボーイビバップは曲も含めて最高!みたいな話を打ち上げの時にしていました…。今度は完全にお客さんとして彼のライブを見たいです。

 

03. 갓세븐 (GOT7) - 너 하나만(One And Only You) Feat. 효린 (Hyolyn)
Release Date:2018.2.28

www.youtube.comJYP Entertainment所属7人組グループGOT7です。このブログを書いているのは既に2月に入ってからなんですが、日本公演で賛否両論ありましたね。私はもうGOT7の公演はタイと韓国以外では見るつもりないので…
とどうでもいい話は置いておいて、この曲はLullabyなどが入っているPresent : YOUというアルバムの先行シングルとしてリリースされたものです。JYPはこの先行シングル制を他のグループやアーティストなどでも結構取るのですが、ティーザー動画が出た時点で勝ちだ…と直感しました。ここ最近のGOT7のタイトル曲はBPM速めのものが多くて、合っているので全然良いんですが、アルバム曲にもたくさん良いメンバー自作のR&B曲などがあったりするので、そういうゆるめの曲にスポットライトが当たり多くの人の目に触れるのは嬉しいことだなと思いました。Lullabyも本当に良い4つ打ち曲でどちらを選ぶか本当に本当に悩みましたが、私の中でのガッセ像はOne and only youのが近かったので…
Lullabyもマジ良い曲だから聴いてくださいね。ちなみにこの曲TBSラジオでライムスターの宇多丸さんを前にしてかけて掛け声しました。

www.youtube.comちなみにアイドルグループ界隈でソロ曲への客演はあっても男性グループが出す曲に女性ボーカルが客演するということは昨今記憶にないので、事務所も違う受けたヒョリン側もヒョリンを起用しようと決めた事務所側もかなりの決断だったんじゃないかと思います。ちなみに昔ヒョリンはJYPで練習生をしておりデビュー直前まで行ったけどダメになってしまったそうです。そしてこの曲、今までまだヒョリンを入れた完全体の状態で披露されているのを一度も見たことないです。今後も全く見られる気がしないのですが、ヒョリンの曲にGOT7が客演しているステージはあるので一応それ貼っときます。

www.youtube.comさあ2019年はどうなるガッセブン…。

 

04. DPR LIVE - Action! Feat. GRAY
Release Date:2018.3.13

www.youtube.comDream Perfect Regime所属のラッパーDPR LIVE。2017年のベストアルバム4枚目に挙げているので詳しくはそちらを。
ちなみに2018ベストアルバム後半で挙げたSomdefのOne plus oneの前に出たRing Ring RingにDPR LIVEも客演しています。ラップに入る前にComing to you live!って入るからバースが分かりやすい。

www.youtube.com音源的には3月にこのシングルと6月にPlaylistというシングルを出したのみでしたが、北米10都市、ヨーロッパ4都市、オーストラリア、アジア6都市を回るツアーをしていたので2曲しか曲が出なくても納得。2019年1月26日にソウルでライブがあり恐らくこれがツアーファイナル的なやつでした。2017年の記事にも書きましたがあの時はまだそこまで場数も踏んでないだろうにライブがめちゃくちゃ上手かったんですよ。色々な場所で経験を積んだ彼のライブを今…ていうかソウルのライブ行けば良かったんだけど…タイにいたので…2019年またフェス的なので見られる機会があると良いな。
曲はDPR LIVEの韓国語と英語の境目が分からないぐらい滑らかで歌うようなラップがGrayと作ったトラックの上をあっという間に流れていって気付くと曲が終わっています。いつもはComing to you live!と入るサウンドロゴが、今回はGrayも作詞作曲編曲で参加しているためComing to you Gray!となるところが初めて曲を聴いた時におおお!とテンション上がりました。またビートが入ってくる前の"근데 아메리카노가 그렇게 맛있나"(クンデ アメリカーノガ クロケ マシンナ、ところでアメリカーノってそんなに美味しいか?)のフレーズがめちゃくちゃ好きです。(韓国人というか韓国にいる人間のアイスアメリカーノ飲む率は異常。普段コーヒーを飲まない人間で韓国に行っても特にコーヒー飲みたいとも思わないのでこのフレーズめっちゃ分かる、となる。)
その後の歌詞も映画のシーンがワンテイクで流れていくような内容で、半分以上英語なので韓国語が分からない方でも何となく情景は描けるかも。
今回のこの20曲を選ぶ際に、何も気にしないで選んでいたらGrayがプロデュースしたり客演したりしている曲が4曲ぐらい入ってしまい、まぁそれだけ自分がGrayの作るトラック好きなんだなぁ…と改めて実感しました。ということでBumkeyの時と同じですが好きな人が2人で曲やったらサイコーだったわ!がまとめということで…。唯一惜しいのは近い所にMV撮る人間がいるのにAction!にしっかりした(?)MVがないこと。
ちなみに2018年に出たもう1曲のPlaylistもラテンっぽいテイストでとても良いです。途中雷が落ちると曲のBPMがぐっと速くなりメレンゲっぽくなります。(ラテンはラテンで沼が深いので、昨今アイドルグループの曲とかでもたくさん取り入れられてるし気になる方はこちらのサイトを)

www.youtube.com2019年はクルー自体も含めどういう感じで行くんだろうDPR~楽しみです。

 

05. NCT 127 - TOUCH
Release Date:2018.3.14

www.youtube.comSM Entertainment所属、何人組…何人組…?グループNCTです。人数が良く分からないのはNCTと名前の付くグループが複数あったり人が出たり入ったりするので…(出したり入れられたりするが正解)一応Touchに関してはNCT127名義、9人です。
まずティーザー動画が出た際に、今まではかっこいいNCTのイメージが強かったのでシンプルな白いトップスにジーンズ、あまり飾らないポジティブな雰囲気に、ついにSM狂ったか、いやどうせ良い曲なんでしょと賛否両論でした。

www.youtube.com3/14 0時にMVが出てみたらもう今までの心配は嘘のよう!LDN Noiseゴメン!多幸感ソング2018年1位!夜中このMVを見ながら家で一人号泣しました。グルーヴがとにかく凄いのとコード進行が泣かせてくる。すぐ後に自分の主催するk-popイベントが予定されていたため開催する秋葉原mograの店長にすぐ縄がないか確認しました。

特に推しがいるというわけではなくみんな好きなんですが、どの番組も最初マークのアップから始めるのにウィンウィン贔屓なThe showのカメラワークが個性を感じられて好きなのでこちらを貼っておきます。ベレー帽のウィンウィンかわいい。

www.youtube.comこの曲の入っているNCT 2018 EMPATHYというアルバムに他にもたくさん好きな曲が入っていて、1曲だけ選ぶのにとても困りました。今まで出たシングルを集めて新曲も追加したベストアルバム的な感じなのでアルバムとしての完成度は…個人的には微妙…。具体的にはアルバムが出る前に先行でMVが出たNCT U名義(もうブレた、一応この曲はテヨン、テンの2人)のBaby don't stop

www.youtube.comMVをウクライナで撮っています。テンくんはNCTとして発表されてから中々表舞台に出ることがなかったのでようやく…という感じですが完全に最高なんだよな~という曲と振りが来たので安心しました。アルバムが出るまでの間2人でいくつか音楽番組に出たんですが、テンくんめちゃくちゃ歌上手くなってる…テヨンくんのラップもどんどん上手くなってく…ステージングもダンスも最高…となり、特に人気歌謡のこのステージが好きです。

www.youtube.comちなみにこの曲はタイでファンミーティングをやる用にわざわざなのか、テンパートがタイ語になっているバージョンもあります。(初めてNCTに触れる方に説明するとテンくんはタイ人です。)
タイで精力的に活動すればGOT7の後を継ぐグループになっただろうに…ちなみにテンくんは今威神Vという中国で活動する中国人中心(ここの定義もめちゃくちゃ曖昧)のグループに所属し中国で活動しています。

www.youtube.comあと同じアルバムに入っているNCT U(同じNCT Uだけどこっちはテヨン、ドヨン、マーク、ルーカス)のYestoday

www.youtube.comこのMVは音源的にはアルバムにExtended Ver.として入っているもので、通常のものは4小節のドラムイントロから始まり、0:41~のテヨンのバースから始まります。歌詞の内容でテヨンが大切な事(大切な事)言ってるのは分かるんですが個人的にはよりミドル(スクールヒップホップ)感を感じられるので通常版のが好きです。アルバムが出た当時Yestodayのあまりのミドル感に興奮して何ツイートにもまたがるつぶやきをしました。

歌詞の内容もこんな顔を全面的に押し出して売ってるアイドル!みたいな子たちがそれぞれ過去の自分から今の自分自身に語りかける、人によっては内省しているような歌詞なのがとても印象的です。この次のアルバムから突然アメリカでのプロモーションを強化しミッキーマウス誕生90周年記念コンサート、Jimmy Kimmel Live!、Good Day LAに出演しAmerican Music Awardsのレッドカーペットイベントにも参加しました。

www.youtube.comこれはミッキーマウス誕生90周年記念コンサートの模様ですが公式ではラテントラップと称されているRegular英語バージョン。たまに映るオーディエンスの取ってつけた感と(これ絶対別撮りでしょ)ミッキーが登場する所が本当に面白すぎる。
2016年4月のデビューからようやく先日(2019年1月)韓国での単独コンサートが開催されました。3月末にもさいたまスーパーアリーナに来るし、絶対にコンサートで見たら楽しい&コンサート映えする曲をたくさん持っているグループだと思うのでチケットを探して行ってみて下さい。私も行きたい。