K-Pop Disco曲特集
昨年の、今年の10曲ぶりの記事となりました。
めっちゃ中身重いですがまだ見てない方は良かったらどうぞ。
今年の10曲 K-pop ver. 2015 - सब्बे संखारा अफिच्
今回4ヶ月ぶりぐらいに記事を書いたのは、EXOのチェンくんとヘイズちゃんがやったディスコ曲が出たのがきっかけで、ちょっと前に自分がディスコ縛りでDJをやったのもあり取り上げてみようかなと思ったのでした。
まずそもそもディスコって何、というK-popファンの方もいらっしゃるかと思うのでその説明から。
説教がましいかもしれないので興味のない方は曲の紹介まで飛ばしてくださいな。
ディスコという単語自体はフランス語のディスコティークから来ていて、1940年代のパリで若者たちが夜な夜な集まってジャズやビバップのレコードをかけて聴くなんてことをしていたらしいです。
つって長々と歴史を書こうかと思ったけどまとめるのもめんどいし飽きたのでこちらのブログを引用させていただきます。
COLDFEET DAYS 今宵「ディスコの歴史」をまとめてみました。その１ より
まぁこちらもめっっちゃ長いので、興味のある方はどうぞ。
読まない方へは、まぁジャズとかソウルとかファンクなどのジャンルを通って、NYのディスコ(場所としての)を中心に色んなディスコチューン、ダンスヒットなどが生まれました。みたいな感じです。
個人的にはこういうのとかめっちゃ好きです。
あとは一昨年の曲だけどDJ Cassidyのこの曲が本当に好きすぎる。最初のスキットもアメリカ人ぽいわざとらしい感じで良いし、1:00から始まるCalling all hearts!!!の多幸感と言ったら…。
あとは知人の曲なんですけど…Tofubeatsというトラックメイカーがいまして。"ディスコの神様"というアルバムを出すぐらいなんですけど、DJでトラックメイカーをやっているokadadaと一緒にやったT.D.Mという曲がめっちゃ…めっちゃ良い…。私が単にファンなだけかな？とにかく、もし知らない方がいたら藤井隆さんや森高千里さんなどとも一緒に曲をやっているので聴いてみて下さい。
さて、ようやくディスコっぽいK-popについて書けるかな…。
順番は思いついた順なので特に何かあるわけじゃないですよ。
1.바이브 X 첸 X 헤이즈(Vibe X Chen X Heize) - 썸타 (Lil’ Something)
まずはこの記事を書くきっかけになったEXOチェンくんとHeizeちゃんの曲について。SMEのSTATIONという1年間毎週金曜日に曲を出すという企画があって、その中の1曲。結構出る曲出る曲、ソロでバラード曲とかが多くて、毎週出るもんだから結構ないがしろになっちゃってたんだけど、惰性でチェックしたらうおおお！！めっちゃ良いディスコ！！！とびっくりしました。
これはPVのシチュエーションが良いですよね。あとチェンくんの半ズボン…。
この間KCONでHeizeちゃんを初めて見たんだけど、超超超かわいくてびっくりした。これは推したくなる。って感じでした。
2.비에이피(B.A.P) - Feel So Good
はい、2つ目はびえぴのFeel so goodです。これはもうEarth, Wind & Fireしか感じさせないイントロ。
最初のギターが超最高です。B.A.Pはホーン系のトラックが地味に多くて良い曲が多いです。一個前のアルバムMatrixに入っているTake you thereもおすすめです。
3.씨엔블루(CNBLUE) - 이렇게 예뻤나(YOU’RE SO FINE)
3曲目はしえぬの新曲。この曲で先週カムバしましたね。CNBLUEのいるFNCエンタ、最近NEOZの子たちで話題になりましたが、FTISLANDやAOAのいる事務所で、もともと代表のハン・ソンホが学生時代にバンドをやっていたからというのもあってかバンドに強いです。
AOAの曲とかも、あのビジュアルに目が行きがちですが、めちゃくちゃファンクな曲が多いです。今はやりのタンバルモリとか。
4.전설(The Legend) - 반했다(Crush on you)
2014年デビュー組のLegend。最初のロゴや次のシーンの服装、ネオンなんかからもディスコを感じさせます。ちょっとファンクっぽくもある…。これまでの曲がなんか(私的に)パッとしなかったので一気に興味が湧きました。この私の中での同じラインにHISTORYとBEATWINなどがいます。
5.샤이니(SHINee) - Married To The Music
この曲は外せないですよね。なんか最早もうこれは語る事ないです特に…。
しいて言うならパフォーマンスバージョンにある、オニュのぬらりひょんみたいな動きが好きです。(1:31頃)
あとしゃいに関連でジョンヒョンのDéjà-Boo。これをディスコと言って良いのか分からないが、0:25ぐらいからのビートが入って来る所が最高に気持ち良い。この曲、ジョンとZionTで作ったというんだから本当に凄いな～～～（小並感）
6.슈퍼주니어(Super Junior) - THIS IS LOVE
すじゅのThis is love。これは曲もさることながらPVもめっちゃ印象的。赤だけ色があるっていう。
すじゅは本当に良いディスコ曲が多くて、グループの雰囲気にもあってるし凄い良いと思います。
ライブアレンジで若干エレクトロ感あるけどこれとか
これはSuper Junior-M(すじゅの元からいるメンバー5人と中国出身の2人が新しく入った派生グループ)の曲だけど、超良い。
7.엑소(EXO) - Tender Love
皆様ご存知のEXOの、Love me rightのアルバムからTender Love。タイトル曲のLove me rightもディスコに入ると思うけど、こちらのがよりディスコかなと思って…。それにしてもSM続きになってしまっているな…
8.우영(Wooyoung) - R.O.S.E
ということでJYPの2PMからウヨンのROSE。これ、日本語版が先で韓国語版が後なのかな。日本語版も全然違和感なくて良いですよ。
9.딘(DEAN) - 21
私のTwitterをフォローされてる方は知っているかもしれませんが、EXOのUnfairや最近で言うとBlock Bの빙글빙글(Bingle Bingle)なんかを作った若干23歳のトラックメイカー兼R&BシンガーDEAN。この曲は一回落ちてディスコになって一回落ちて…を繰り返す曲なんだけど声も良いし楽曲も最高…何なら顔もめっちゃ好み…130moodというアルバムが最近出たんですが、アルバムも全部の曲がめちゃくちゃ良いので是非聴いてみて下さい。
10.오렌지캬라멜(Orange Caramel) - 까탈레나(Catallena)
PledisのAFTERSCHOOLというグループから3人で出来たオレンジキャラメル。
これはもう、ディスコですね。Boney Mとかこういう系のディスコを思い出します。
と書いてて思い出したけど韓国にはポンチャックディスコというものがございましてね。
イ・パクサという方が韓国の伝統民族芸能パンソリを元に始めたと言われていて、日本ではポンチャックテクノと言われているように若干ディスコからは時代が進んでテクノっぽくもある。今のk-popのディスコ曲の流れがここから来ているのか、アメリカとかから直に影響を受けているものなのかと言われると私は後者なのかな〜と思ったりもするけど、こういう歴史があるというのは面白いですよね。そういえばタイディスコ(80年代後半、90年代前半に流行ったようなチープ感あふれるチャカポコ言ってるタイのディスコ)も何かこんな感じかも…。
11.마마무 (MAMAMOO) - 음오아예 (Um Oh Ah Yeh)
ままむのum oh ah yeh。ファンクっぽくもあるけど…PVがめっちゃ作り込まれれてメンバーみんな男装してるし今までの可愛いだけのアイドルじゃない…なんか頭がおかしい…とPVを見て思ったのを覚えています。
12.걸스데이(GIRL’S DAY) - 썸씽(Something)
これもちょっとファンクっぽいかな…このスカートのスリットを使う振り付け、本当よく考えるよなーすごいよなー。ごるではRing my bellとかもそうだけど良い意味で変な曲が多いですよね。超DJでかけづらい…。
13.나인뮤지스(9MUSES) - 돌스(Dolls)
ないみゅのDolls。イントロから超超超良いディスコ。
ないみゅはAOAに並んでこういうファンキーな曲が多いイメージ。
14.프라이머리(PRIMARY) - 네일 했어(Hello)
ここまで順を追って聴いて来てくれた方にはもう説明する必要がないぐらいの良いディスコ。フィーチャリングされているリナパークの声も超良い。
15.스텔라 (Stellar) - 떨려요 (Vibrato)
これはPVがエロい事で有名なステラのビブラト…途中でBPMが落ちたりして曲も面白い作りになってる。これが入ってるアルバム찔려(Sting)も全曲良くて、タイトル曲のStingはこのビブラトとはまた違ったエグくないエロいお姉さん枠にシフトしてて、上手いな～～～～と思いました。
16.씨스타(Sister) - Shake It
Starshipのお姉さんたちシスタのShake it。これPVが日本のギャルとアメリカのスクールカーストの高い女の子たちどっちもを感じられるようなビジュアル・雰囲気で強さしかない…。良い…。
17.에프엑스(f(x)) - Signal
エプのPink tapeに入ってるSignal。エプは結構派手目な曲が多いイメージだけど、まぁ単純に出している曲数が多いのでジャンルの幅も広いですよね。
18.달샤벳(Dalshabet) - 너 같은(Someone like you)
気付いたら人数が減っていたダルシャ。ディスコ…なのか…？なんかK-popはこういう変な曲が多いから良いですよね。
ということでこんな坦々と紹介してたら何日経っても記事が書き終わらないのでこの辺にしようと思います。
あ、でも番外編ってことでディスコじゃないけどニュージャックスイングの曲を2曲紹介して終わろうかな…。
ニュージャックスイングというのは80年代後半に流行ったファンクとhiphopを混ぜたような音楽ジャンルの一つで、まぁ曲を聴けばなんとなく分かってもらえるかと…有名なのはボビーブラウンのこれとかですかね。
ということでNJS(ニュージャックスイング)なk-pop。
비투비(BTOB) - WOW
BTOBはさぁ、バラードで初の音楽番組1位を取ったこともあってか最近ずーっとバラードばっかりで、歌がとても上手いのは分かるんだが、hiphopでもHouseでもないNJSをやってくれるアイドルなんてそうそういないんだからこういうニッチな所を行って欲しかった…。すいません完全なる私のワガママでした。
유성은(U SUNG EUN) - 질투(Duet.키썸)
ユソンウンちゃんのNJS曲。アイドルグループとかの子ではなくソロのR&Bシンガーという立ち位置で、M-Netという韓国のケーブルテレビのボイスコリアという番組で発掘された女の子。MAMAMOOのムンビョルちゃんとかBTOBのウングァンといったアイドルグループの子がソロでフィーチャリングしてる曲が多い。これも超NJS！！！って感じですね。
ということでこの辺でK-pop Disco曲特集は終わりにしようかと。曲の並びを見てもらうと分かるんですが、男性のは結構すぐこれはディスコだ、って曲がポンポン出てくるんですが女性のはピンポイントでディスコだ！って曲がなかなか思いつかなくて、これはファンク…ソウル…みたいに削っていったら全然出てこなくなってしまって。もう良いやこれもディスコに入るだろ…入れよ…みたいにやってたらこんなことになってしまいました。
どうでも良いことのが多いけど、ディスコに限らず良いK-popがリリースされたらTwitterでつぶやいているので暇な方は覗いてみて下さい。Twitter
